SCVeamer 1.5 の追加機能
2026-11-06. 動画とウェブページをスライドに組み込めるようになりました. このキットには動画ファイルを同封していません. 同梱の集中講義1日目は, 従来の46枚の後にプロジェクトのトップページを表示する1枚(0分)を加えた47枚・135分版です.
ローカルMP4
原稿の talk.tex と同じフォルダ, またはその下にMP4を置きます. 次の命令を通常の frame と frame の間に書きます. 命令自体を別の frame で囲みません.
\videoframe[minutes=2,lang=ja]
{media/movie.mp4}{実演動画}
静止画像を用意してある場合は, poster にPNGまたはJPEGを指定できます.
\videoframe[minutes=2,lang=ja,poster={media/movie-poster.png}]
{media/movie.mp4}{実演動画}
HTMLではブラウザの再生・停止・シーク等を使い, 手動で再生を開始します. 別のスライドへ移ると停止します. PDF・handoutには「動画」の表示が入り, poster を指定していれば画像も入ります. 動画の変換や静止画像の自動抽出は行いません. MP4のコーデックによってはブラウザで再生できないことがあります.
動画・静止画像のパスは原稿フォルダからの相対パスです. Windowsでも media/movie.mp4 のように / を使います. 原稿フォルダの外側や絶対パスは指定できません.
ウェブページ
\webframe[minutes=3,lang=ja]
{https://tkoike.com/proj_holomorphonautica/index.html}
{Project Holomorphonautica}
HTTPSのURLを指定すると, スライドの主な表示領域でウェブページを閲覧できます. 下部の前へ・次へ・ページ番号はそのまま使えます. PDF・handoutにはタイトルとクリック可能なURLを載せます. URLの引数では &, %, # をそのまま書けます.
ウェブ表示にはネット接続が必要です. サイト側の設定等で埋込み表示できない場合は, 「指定ページを別タブで開く」を使います. 別のスライドへ移るとページを閉じ, 戻ると最初に指定したURLを開き直します.
セクションの扉とページ送り
標準テーマでは \section{見出し} で扉ページを自動挿入します. 小さな部番号・淡い大きな数字・左揃えの見出しを使います. 見出しの改行は \\ で指定することもできます. 扉の予定時間は0分で, スライド枚数には含まれます.
下に副題を表示する場合は, プリアンブルで指定します. 既定は空です.
\scvsectionsubtitle{Project Holomorphonautica}
既存の独自の扉を使う場合は, \scvsectionpages{off} で自動挿入を無効にできます.
HTML左下のスライドタイトルを外し, 前後の矢印とページ番号を固定幅のグループにしました. 同じウィンドウ幅のままスライドを移動するとき, タイトルの長さや補助ボタンの有無で矢印の位置が変わらない配置です. 狭い画面では操作バーを2段にします.
配布するファイル
動画を使う場合は, 生成したHTMLと隣接する動画用フォルダを一緒に配布します. 出力が index.html なら index_media/ も必要です. フォルダ内の生成された名前はそのまま使ってください.
今回の同梱見本には動画がないため, 完成HTMLは1ファイルで配布できます. 通常のスライドと組込みゲームはオフラインで使えますが, ウェブページの表示は閲覧時に指定サイトへ接続します. サイト全体をHTML内に保存する方式ではありません.
旧原稿で新機能を使う
新キットは旧キットと別のフォルダに展開します. 旧原稿へ動画・ウェブページを加えるときは, starter/theme/holotalk-games.sty を原稿側の theme/ にコピーします. 標準の扉も使う場合は starter/theme/holomorphonautica.sty もコピーし, TeXからPDF・HTMLを作り直します.
HTML操作バーの変更は, このキットでHTMLを再生成すると反映されます. lecture-plan.json を併用する場合は, 追加したページや扉を含むスライド番号に合わせて補足データを更新してください.